「ユニバーサルデザイン」とは、年齢や性別、国籍、障がい等にかかわらず、誰もが暮らしやすいようさまざまな人に配慮して、製品や建物、サービス、環境などをデザインしていこうとする考え方です。
建物の取り組みの一例として、段差がある通路にスロープを設置し、その段差を解消することで、足の不自由な人やベビーカーを押す人の利便性を向上させることができます。
市では、店舗や病院、飲食店などを、誰もが利用しやすいように改修する場合、その改修費の一部を補助しています。補助制度を活用し、市民が住みやすいやさしいまちづくり、また、観光客のおもてなしの充実を図りせんか。
事業活用による改修事例
店舗の出入り口を自動ドアに取り変えて幅を広くし、前面道路から店舗出入り口までの段差を解消するためにスロープを設ける。
【補助額:50万円】
対象物件、対象事業、補助額
■対象物件(改修工事)=不特定かつ多数の人が利用する施設で、面積が2,000平方メートル未満のもの。
■対象事業=対象物件の整備(誰もが利用する店舗や美容院等の多機能トイレ、誘導ブロック、スロープ、自動ドアなど(以下「建築物特定施設」という)のUD計画書に基づく整備)にかかる費用の一部を補助。
■補助額
(1)全ての建築物特定施設を整備する場合 : その整備費用の3分の2以内(上限200万円)
(2)1つ以上の建築物特定施設を整備する場合 : その整備費用の3分の2以内(上限50万円)