定住自立圏構想の概要
定住自立圏構想とは、人口減少・少子高齢化が進む中、地方圏において安心して暮らせる圏域を形成することにより、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、三大都市圏の住民にもそれぞれのライフステージやライフスタイルに応じた居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流れを創出するため、全国的な見地から推進している構想です。
具体的には、圏域の中心となる中心市(人口5万人程度以上、昼夜間人口比率1以上)と周辺市町村が「集約とネットワーク」の考え方に基づき、必要な生活機能を確保し、互いに連携・協力することにより、圏域全体の活性化を図ることを目的としています。
天草市の取り組み
中心市のうち、広域的な合併を経た市については特例があり、その要件を満たす本市においては、旧本渡市を中心地域、旧1市8町を周辺地域とした合併1市圏域型で取り組みを進めていきます。
天草市定住自立圏中心市宣言
圏域として必要な生活機能の確保に関して中心的な役割を担う意思を有することなどを明らかにするため、定住自立圏構想推進要綱に基づき、平成23年2月28日の天草市議会定例会において中心市宣言を行いました。
天草市定住自立圏形成方針の策定
定住に必要な機能の確保に向けて、「生活機能の強化」「結びつきやネットワークの強化」「圏域マネジメント能力の強化」の3つ観点から連携・協力する取り組みについて規定した「天草市定住自立圏形成方針」を、平成23年12月の第5回天草市議会定例会での議決をへて策定しました。
天草市定住自立圏共生ビジョンの策定
本市では、天草市定住自立圏共生ビジョン懇談会での検討をへて、「天草市定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
詳細は、下に添付している資料をご覧ください。