9月5日から10月9日のおよそ1カ月間、芸術系大学の学生など11人が順次、御所浦へ滞在しています。
それぞれ5日から10日程度の短期間の滞在ではあるものの、恐竜の島博物館での学びや化石ディグ(化石採集体験)、烏峠からの眺望、船釣り、伝馬舟(てんません)櫓漕(ろこ)ぎ体験、せどわ散策、自転車やシェアカーによる島内周遊、行く先々での島民との交流、また、島の資源に触れながら作品制作に使用する原料調達を行うなど、内容の濃いものとなっています。

烏峠からの眺望

漁船からの夕日は格別

魚のさばき方も習得!?
また、参加者の一人は、御所浦小・中学校の子どもたちを中心に参加を呼びかけ、「恐竜の島マンガ教室 in 御所浦」と題したワークショップを主催し、講師を務めました。これには、小学生4人を含めて、10人以上が参加。2時間ほどの講座で、マンガのつくり方を学び、実際に1ページのマンガを描くことに挑戦しました。どう描き始めようかと不安そうな表情をしていた子どもたちも講師とやり取りするうちに表情がほぐれ、描き終えるころには「先生、かけましたー!」とキラキラの笑顔で報告。迎えに来た保護者に自身の作品を自慢げに披露していました。

マンガ教室のようす
この取り組みは、県内で二地域居住の推進を図るため、天草地域(天草市、上天草市、苓北町)を県内先行モデル地域として、受入態勢の構築や地域資源の活用を実証していくものです。御所浦地域では、アートを活用した交流促進の実証事業を行っています。
この冬には、今回、滞在した大学生が御所浦を再来し、御所浦での滞在をもとに制作した作品を島内で展示予定です(11月下旬~12月上旬の予定)。若きアーティストの手により、この滞在期間のインプットがどのような作品として形づくられるのか楽しみな時間が続きます。
二地域居住とは
主な生活拠点とは別の特定の地域に生活拠点を設ける暮らし方のこと。
アーティスト・イン・レジデンス(AIR)とは
アーティスト自身が、日常とは異なる場所に滞在し、または、その滞在を経て、作品制作を行う活動のこと。
参考
熊本県広域的地域活性化基盤整備計画(二地域居住)
(外部リンク)
天草市特定居住促進計画(二地域居住)